水産加工プラント事例
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水産加工プラント 事例2
東日本大震災で被災した石巻の水産加工会社での工場復興事案です。機械はすべて新設で小女子の加工設備一式を担当。小女子以外にもイサダやワカメにも対応できるマルチライン対応のためのコンベアー入れ替え工程対策や、ライン入れ替えに伴う加工機械の機能付加等を行いました。
- 部品構成
- 定量投入機
搬送機
自動煮釜装置
間接式熱風発生器(エロフィン)
乾燥機筐体
5段バンド乾燥機
製品の特徴
間接式熱風発生器(エロフィン)
ドレン回収をすれば、エネルギー利用効率が高くバーナー式よりランニングコストがかからない。(省エネ)
定量投入機
インバーター制御により原料の洗浄と定量投入を行い、投入コンベアーで洗浄水の脱水と除鉄を行います。ロータリーバルブなのでバケットコンベアーのように撹拌しないため、魚体の痛みを抑えることができます。
自動煮釜装置
ゾーンごとに炊き上げと煮熱を行い、レーンごとには排熱伝熱、蒸気制御をしております。また、灰汁が入らないように泡取セパレーター、泡取ノズルを装備しています。
5段バンド乾燥機
洗浄を容易にするために大きな扉を設け、内部に洗浄ブラシ、外部にエアツールを設けてメンテナンスに配慮しました。
搬送機
さらに残渣をなくすために付着隔離性の高いポリエステル樹脂のメッシュを採用しています。
吸排気
工場内を陽圧にする吸排気のシステムを設計し、埃の飛散や臭気の影響を最大限に抑制しています。
エロフィンヒーター
多品種対応のため、供給熱風のクリーン度を保つべく、間接式のエロフィンヒーターを採用しました。